2008年03月31日
アイデアよもやま話 No.847 ナノディスク3年後に実用化!
3月28日(金)放送のワールドビジネスサテライト (テレビ東京)で「デジタル社会の未来」をテーマにナノディスクの開発現場が取り上げていましたのご紹介します。
ナノディスクとは、日本が持つナノ・レベルの光の技術と磁気記録を融合し、データの記憶量を一気に増やすことに成功したそうです。
3年後の実用化の目処がたったためマスコミにも公開されました。
この技術は世界のマーケットで優位に立てるそうです。
技術予測では、2025年には1テラ(次世代ナノディスク)の1000倍の容量(1ペタ)が必要が必要とされています。
ですから、この新技術でも将来はディスク容量が不足してしまうのです。
ただし、データーの管理方法によっては大幅に改善されると思うのです。
それは、既に一部企業は開始されているデータ・センター・サービスです。
サーバー上に個人や企業のデータを一元的に保管して会社や個人のパソコンやケイタイから参照するのです。
ただし、このサービスには、とても厳密なセキュリティ管理が必要です。
それに、サーバーを見に行くデータのための回線スピードもある程度以内に抑えなければ、だれも使ってくれません。
でも、時代は明らかに、サーバーによるデータの一元管理の方向に向かっているようです。
実は、この考え方に基づいた商品はかなり前から実用化されていたのですが、回線スピードの制約などからほとんど機能しませんでした。
ようやく、この方面の技術が追いついてきた、ということでしょうか。

 
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